大阪医用画像情報システム研究会のホームページをご閲覧いただきありがとうございます。この度、平成25年10月1日に『大阪医用画像情報システム研究会』を設立いたしました。
数年前までDICOM規格やIHEなど、医用画像の標準化といえば放射線画像に関連する分野が一歩先を進んでいました。しかし、時代の流れと共に放射線画像以外に放射線治療や超音波、内視鏡、病理、眼科、循環器領域まで適応範囲は広がっています。実際に医療機関のシステムでは、分散していた各部門の画像ファイリング装置を統合化し、すべての医用画像情報を1つのシステムで管理できるような取組みも始まっています。その結果、医療機関では、医用画像を統合的に運用できる体制や、すべての医用画像情報を幅広く扱える人材が必要とされています。
本研究会は、そのような環境に対応できるように、すべての医用画像を取り扱える環境整備と人材育成を主たる目的とし、医用画像情報を取り扱う者を対象とした医用画像情報の教育と啓発、人的なネットワークを築き、システム実務者間のコミュニケーションを図ることを中心に活動していきたいと考えています。
大規模病院から診療所まで病院の規模には関係なく、医用画像情報システムを管理構築されている方々から、システム導入やシステム開発を進められているベンダーの方々まで、分野や職種の枠を超えて気軽に参加できる研究会を目指しております。また、参加していただける方々と一緒に学び、この関西から全国に向けて『医用画像情報の今後に繋げることができる。何か!』を発信できる研究会にしたいと考えております。
本会の趣旨をご理解の上、多くの方々のご参加をお願い申し上げます。
末尾でございますが、皆様の益々のご発展を祈念いたしましてご挨拶とさせていただきます。
平成25年10月1日
大阪医用画像情報システム研究会 代表
国立循環器病研究センター 山本 剛